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ベルリンから5(6/14)

 投稿者:黄紺  投稿日:2019年 6月15日(土)20時36分43秒
  ベルリン3連泊目、そして、ドイツの最後の日となりました。明日、ポーランドに戻ることになっているからです。今朝は、少し早めに目が覚めたもので、お出かけも早くしました。狙いの博物館の開館が、土曜日は午前11時と、少し遅めだったため、歩いて行けるシャルロッテン宮殿前までウォーキング。その近くにある、とある博物館の前に行くと、Wifiが漏れて来ていることに気づき、今のホテルでは、前に書いたような事情で、スマホが使えないため、これ幸いに活用させてもらいました。明日のバスも、今のところ帰りの飛行機に関しても困るような情報は入っておらず、ちょっと安心。そないなことをしてから、頃合いを見計らい、目的地に移動したのですが、途中、乗るバスを間違い、ちょっと遠回りをして、ようやく目的地に到達。半年前から狙いを定めていた絵画館の特別展「マンテーニャとベルリーニ」に行ってまいりました。入場料は14ユーロもしますが、素敵な常設展も観ることができますので、さほど割高感はしないですね。随分と前に、ローマに行ったときに、もう一生分のベルリーニを観たのじゃないかと思うほど観たことがあったのですが、月日が経つと、また観てみたくなるものです。マンテーニャとの組み合わせというのが、ピンと来なかったのですが、何てことはありません、2人は義兄弟だそうです。ベルリーニの姉妹が、マンテーニャの妻だそうで、この組み合わせに納得。ルネサンス盛期真っ只中で活躍した2人の作品を、同じテーマで並べてみる試み、黄紺も、途中から、どっちがどっちの作品かが判るようになりました。陰陽で言えば、陽のベルリーニに陰のマンテーニャというところでしょうか。ひとしきり、特別展を観ると、常設展にも足を運びました。腰のことを考え、半年前に、あまりゆっくり観てないところをと、それを頭に入れ歩こうとしたのですが、まずは、里帰りをしたフェルメールから観ることに。あとはルネサンス初期のものを、今回は頑張って観たってところかな。そないなことを考えていながら、ワトーの絵の前で立ち止まってしまう黄紺でした。そして、夜は、3連続となるベルリン・ドイツ・オペラでの「オテロ」(アンドレアス・クリーゲンベルク演出)を観てまいりました。今日は、チケットの売れ具合からか、飲食販売も縮小、確かにロビーの混み具合も、昨日、一昨日とは様子が違うということは、あまり評判の上がらない公演なのかなと、良くない予感。一昨日会った大阪の方は、既にご覧になっていて、「わりかし良かった」と言われていたのに、また、クリーゲンブルクのプロダクションなんだし、困ったちゃんでもなかろうしと思いつつも、目の前の光景が不安を誘いました。で、実際にはどうかだったか、舞台構成のアイデアはなるほどだし、装置もおもしろいしと、クリーゲンブルクものではいい方に入るだろうというもの。問題は歌手にありました。タイトルロールを歌ったラッセル・トーマスがまずかった。黄紺は、以前、フランクフルトで「スティッフェリオ」を歌うのを聴いているので、悪くはなかろうと思っていたのですが、悪かったのです。「スティッフェリオ」はいけても、「オテロ」はダメということです。意気込みからか、余計な力が入っているからかもしれませんが、音程が不安定、余計なバイブレーションが入るでは、正直聴いているのが辛い。声質もいい感じではありませんでした。イヤーゴを歌ったゲオルゲ・ガグニッツは、1幕は素晴らしかったのですが、2幕になるとトーンダウン。「クレドー」で、既にスタミナ切れが出かけていました。主役3人の中で、最大の歓呼を受けていたのが、デズデモーナのユ・グァンクン。伸びやかな美しい声。1幕の終わりで、オテロとのデュエットがあります。一方は、澄んだ伸びやかな声、一方は、余計なバイブレーションが入り、音程が怪しい、これって、聴くのいやになりません? 他方、クリーゲンブルクのプロダクションの狙いは、ギリシア劇風の舞台だったのでしょうか。舞台は、基本的に同じ。違うのは、寝室が出てくる場面。別に寝室を出さねばならないことはない場面ですが、1幕の終盤と、ラストの4幕。その場面は、上からの吊るしで対応。それまでの装置を隠し、異なった状況に対応しようというもの。  その吊るしがない場面、即ち、最大の幕が上がったときは、驚かされました。飯場の小部屋を思わせるようなものが、鉄骨で6段に組まれ、それがL字型に置かれ、そこにコーラスの人たちが、各小部屋に入っているものですから、何が起こるのかというワクワク感は、相当なものがありました。そこが、ギリシア劇のコロスの位置って感じで、L字に囲まれた空間と、前方の空間が、オルケストラと看ればいいかな。コロスは、必要なときに、芝居に加わり、でないときは、芝居を見守ります。舞台前方左に仕事机、右にソファーが2つで、芝居は、基本的に進行という具合でした。ところが、2幕に、オテロが、イアーゴにそそのかされ激怒した場面から、3幕にヴェネチアの使者の登場場面までは、芝居を見守るコロスが、部屋の前掛けを閉めてしまいました。それも、コロスが芝居に参加している行為なら、正に、その閉められている間に、イアーゴの狡猾さが発揮され、オテロが追い込まれて行くとなります。基本的な枠組みは、こないなところかな。来シーズンは、ホルヘ・デ・レオンがオテロを歌うそうです。ひょっとしたら、このプロダクションに対する印象が変わるかもしれないなとは思いますが。

本の食事。今日も、ホテルの朝食。ハムの種類が増え、生ハムが入りました。こうしたちょっとした変化が嬉しいですね。夜は、マレーシア・インビスの店を見つけてあったので行ったのですが、夕食時間には、少し早かったためか、開けてなかったので断念。昨日に続き、トルコ食で、「メルジメッキ・チョルバス」にしました。黄紺の入った店は、まるで、ブラト・ヴルストを出す感覚で、チョルバを出してるのか、あまりにも小さなパンに唖然。仕方ないので、近くのスーパーでドーナツを買い、補食とせざるを得ませんでした。

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ベルリンから4(6/13)

 投稿者:黄紺  投稿日:2019年 6月14日(金)17時25分45秒
  ベルリン連泊です。今回の旅行での連泊は、クラクフと、今回のベルリンだけです。連泊だと、朝がゆっくりできるのが、ホントに嬉しい。昨夜、オペラに出かける直前から、嵐のような状態になり、まだ、朝は、その影響が残り、曇天。ところが、出かけることを考え出した午前9時半頃から、陽が射し出した。これはということで、それまでに考えていた行き先を変更。植物園(ボターニッシャー・ガルテン)に行くことにしました。ちょうど1年前に、初めて行き、とっても気に入った植物園。今回は、アクセスルートを変更して、こちらの博物館に入ってから、植物園の方に回ることにしました。博物館は、最初、何の展示か、さっぱり解らなかったのですが、眺めている内に、植物が人間の生活に関わる姿、そういったコンセプトの展示だと判ってきました。リラックスの要素としての植物、タバコやコカインのようなものも、人間の生活に関わるものです。興味を惹いたのは、古代エジプトのファラオの棺に、様々な植物が入れられていたこと。これは、日本に帰ってから調べたくなりました。緑がきれいで、素敵な散策でしたが、午後3時をメドに植物園を出て、ハッケーシャズマルクトに向かいました。今日は木曜日だからです。木曜日には、ハッケーシャズマルクト駅前に露店が並ぶからで、そこで出されているトルコ人の店に行くことにしているからです。今日も、こちらで早めの食事。ベルリンでの楽しみの1つです。そして、夜は、今日もベルリン・ドイツ・オペラへ。なかなか遭遇機会のない「ドン・キショット」(ヤコプ・アフルボム演出)が出ました。また、これが、この歌劇場では観たことのないほどの娯楽性に富んだもので、とっても楽しめるものでした。黄紺的楽しみは、素敵なオペラだけど遭遇機会のないものに遭遇できる期待とともに、タイトルロールを歌うアレックス・エスポジトに対する期待も、相当なものがありました。このような2つの理由で、目玉の1つだったのですが、とっても楽しいプロダクションに遭遇でき、ホントにラッキーだったと思っています。遊び心満載、奇術もあり、フリークスの登場もあり、ダンスもあり、おもしろい小道具も使いと、実によくできたプロダクションでした。基本的に1幕と3幕は同じ場面ですから、同じ装置になります。前面に広くスペースを取った酒場になっています。中ほどに大きなゲートが設えられており、後方に、一段高く、ボックス型の舞台のようなスペースがあり、ホリゾント前に往来可能なスペースが作ってありました。オープニングから、ダンスを交えた賑やかな酒場。ドン・キショットとサンチョ・パンザの登場が遊んでました。アクロバットの人がドン・キショットになり、上手く完遂できない姿を描いたりしてくれます。更に、オブジェとして、後の巨大風車の替わりとなるレーニン似の顔と手が、ホリゾント前を往来し、やがて2人が出てきますが、サンチョ・パンザが、馬の被りものと尾を着け、ドン・キショットを背負っての登場となりました。やがて、群衆に混じって、このあと終始、2人に寄り添うことになるフリークスの男3人(小男、胴長男、首なし男)も現れてきます。このフリークス3人男は、主役2人の従者的感じで動き、また、2人の感情補充をしているようでした。合唱とオケが素晴らしく、華やいだ、スペイン風雰囲気が、見事に出来上がっていました。ドゥルシネに言い寄る男4人は、一段高くなっていた後方舞台前に出されたバーカウンターの前で呑んでいました。その男たちが、ドゥルシネに言い寄るところからが、本格的なお芝居の始まりとなりました。ドン・キショットがドゥルシネに愛を告白するところでは、ドン・キショットが赤い花をドゥルシネにぶっかけると、ドゥルシネの白い衣装が赤く変わるという奇術込みで、めっちゃ楽しいもの。舞台に出ていた人たちが左右にはけ、舞台にドン・キショットとサンチョ・パンザが残ると、2幕の始まりです。いい感じで、1幕が推移しましたから、この風車の場面が楽しみになってきました。まず、ドン・キショットがドゥルシネに歌を捧げますが、ドゥルシネの姿をしたアクロバット3人が出て、ドン・キショットの前で、様々な姿を見せます。まるで、ドゥルシネのことを、全て解った上で、そないな思いを寄せてるのか、そないなことを問いかけているような場面作りでした。怪物は風車ではなく、レーニン似の巨大な顔でした。ホリゾントが左右に開きました。そこに、超巨大な顔が、ほとんど横倒しになり現れてきました。巨大な手だけが、前の舞台に出てきます。それに戦いを挑むドン・キショット。佳境に入ると、映像で、巨大風車の回る様子も映写され、ここが、その場面だと表していました。風車に跳ね返されるわけですから、その表現は、ドン・キショットが、巨大な顔の口に飛び込む、ま、呑み込まれるということでしょうが、そないな姿で表していました。3幕は山賊の場面です。巨大なレーニン似の顔、その口から、赤い舌が、舞台前方に引きずり出され、その舌の上をゴキブリの背負いものをした山賊が転がり出してきます。エキストラ&合唱の人たちです。そして、ドン・キショットとの対峙となりますが、畳状のスペースを持つ長机に縛り付けられたドン・キショットが、ここでも縄脱けの奇術を見せ、一瞬で、他の男と入れ替わります。テキストとは違いますが、舞台上の動きだけを見ていると、その奇術に驚いた山賊が、首輪を返すという雰囲気でした。戯画化するためか、巨大な首輪が返され、それを首にかけ引き上げるドン・キショットという構図でした。4幕は、首輪をドゥルシネに捧げ、ドン・キショットが結婚を申し込むが、皆に嘲笑される場面。ドゥルシネのいいアリアがあるところでもあります。その推移を傍らで見守るフリークス男たちが、滑稽味と悲哀を出していました。ドン・キショットの存在をヴィジュアル化しているようでもありました。そのまま、ドン・キショットとサンチョ・パンザ、フリークス3人だけが舞台に残り、5幕となります。すると、背後にあった一段高くなっていた舞台が前にスライドをしてきて、中ほどにあるゲートのところまで出てきます。ゲートが、ちょうど舞台の外枠という形で収まりました。そこで、ドン・キショットの死が描かれますが、途中から、怪物の顔(レーニン似)と、手が傍らに置かれます。このドン・キショットの物語が、一つのお芝居、人間の虚栄や愛、そういったものを表したお芝居だったことを示したかったのでしょうか。ドゥルシネの歌は、ドン・キショットらがいる舞台の外にある酒場の椅子に座り歌われました。非現実であるようで現実、そんなものを感じている内に、オペラは終わりました。いや~、おもしろかった。よく計算された演出、娯楽性にこだわった素敵な舞台でした。歌手陣では、期待過多だったかもしれないのですが、アレックス・エスポジトが期待通りではなかったのが、ちょっと悲しいところでした。本格的なバス枯れの時代に見つけた、声が前に出せるバスと期待していたのですが、普通のバスのちょっと上くらいでした。それよか、ドゥルシネのクレメンティーヌ・マルゲーヌとサンチョ・パンザのセス・カリコの方が聴かせました。特にドゥルシネが気に入りました。また、どこかで聴いてみたいですね。そして、エマニュエル・ビヨーム指揮のオケが抜群。今まで、ライブ、CDやDVDで、この作品を聴いてきましたが、このオペラって、ここまで華やかで、甘美な音楽だったのだと教えられました。そりゃ、マスネですものね。こうで、なくっちゃ、もう、最高。

本日の食事。新たなベルリンの宿も食事付き。宿代が、少し高いせいか、食材が豊富。ゼイティンやマンタルのような漬け物感覚の食材、ポテトサラダもありで、食べ過ぎに注意でした。夕食は、木曜日の常、既に書いたように、ハッケーシャズマルクト駅前の屋台で、トルコ家庭料理をいただきました。一皿に、ピラフ以外に3種類盛り付けてもらいました。メネメン、イズミル・キョフテ、ポタテスル・ターゼ・ファスルエをチョイス。以前、こちらで食べて美味かったプラサは、残念ながらありませんでした。さあ、次にベルリンに来るときには、木曜日に来れるでしょうか。

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ベルリンから3(6/12)

 投稿者:黄紺  投稿日:2019年 6月14日(金)17時24分6秒
  キールから、全くの逆戻りで、ベルリンに入りました。これで、4回のベルリンとハンブルクの往来は完了。1回ぐらいは座れないかもと思っていたのですが、そないなこともなく、平穏に往来できました。ただ、今日の移動で、軽い異変がありました。ハンブルク中央駅で、列車検索サービスにも電光掲示板にも、「8番線 ICE」と出ていたのに、ホームに降りてみると、そこには、「8番線 IC」となっていたのです。黄紺の乗るICEは、、、慌てました。再度、電光掲示板を見に行くと、ICEがICに化けたみたいでした。列車が来てみると、ICE車両ではなかったから、単に車両の問題だったかもしれません。おかげで、車内でインターネットができませんでした。ベルリンは、今日から新しいホテル。なぜか、今回の旅行では、ベルリンの宿泊費が、いつものように安上がりにはできなくて、困っています。定宿化しているホテルに手が出せないため、新たなホテル探しをして見つけました。一昨日泊まったホテルも、新たなホテルも、部屋には文句はなし。でも、前のホテルは、微妙な位置にあるのがマイナス点、新しいホテルは、ロケーションは抜群なんだけど、ネットが繋がらない。これは、外国であるある話ですが、強い信号は受けている、だが繋がらないことがあります。Wifiの方式違いがあるのか、黄紺のスマホのせいなのか、どこかに制限がかかっているためでか、繋がらないことがあります。3週間いたら、1回は起こってたなというのが、黄紺の経験知です。ただ、今の時期に、これが当たるときつい。帰国が近づいてきているので、帰国便に起こって欲しくないことが起こってしまったことがありますからね。そんなで、困ってしまってます。投宿をしたあとは、シャルロッテン宮殿の前にあるベルクグリュン美術館に行ってまいりました。ホテルから歩いて行ける距離にあるということで、さほど時間がない場合のときに残しておいた美術館です。個人の優れた収集品を展示する美術館。今日は、ピカソ、パウル・クレーが、集中的に展示されていました。2人とも難解です。クレーの平面分割の抽象画って、どのように観ればいいのでしょうか。ピカソも難解です。女性像が多かったのですが、顔の半分だけ見ると、えらく整っているんですね。それが、1つの発見でした。その帰り道、前から気になっていた店で、早めの夕食。ここで、久しぶりに日本語で、お喋りしました。オーナー氏が旅行ガイドをしたり、日本人企業で働いたことがあるからと言われていました。このあと、歌劇場で隣り合わせた方が、大阪在住の方で、こちらでも日本語を使うことに。恐らく、1人で、外国に来て、これだけ日本語を使ったのは初めてじゃないかな。そして、夜は、ベルリン・ドイツ・オペラで「マノン・レスコー」(ジルベルト・デフロ演出)を観てまいりました。今回のオペラ紀行は、目玉だらけなんでかですが、今日の公演は、指揮がサイモン・ラトル、そして、ホルヘ・デ・レオンを聴けるというお薦め品。隣り合わせた大阪の方から、「前に観たとき良かったですよ」と伺い、前のめり気味に観賞。確かに、解りやすく、簡潔というのがモットーだろうなというプロダクション。全幕を通じて、ごく薄いグレーの色をした壁に三方が囲まれた舞台。そこに、実に簡潔に、場面をまとめた装置が置かれるというもの。2幕と4幕などは、何もないスペースが、かなり広いのですが、そのスペースが、かえって場面のポイントを明確にするという役割を果たすという計算されたもの。1幕は、待合室のフェンスがあるだけ、それがL字型をしており、外側のスペースも使えるという工夫が、巧みの技。背後のフェンスには出入口も作られていました。最後、主役2人が逃げていくときは、右端に出て、舞台奥に走り、今度は、左側に向かい走ります。すると、その出入口用の切れ目の奥を走りますから、逃亡劇によりリアリティーが出るという狙い。クレバーです。また、1幕だけではないのですが、群衆を、常に出しておかないという手も使ってました。デ・グリューとマノンが、逃亡の相談をするときには、舞台には2人だけにして、実際に逃亡するときも、群衆の中を抜けて、また、群衆の混乱を利用して逃亡しているはずですが、肝心なのは、主役2人の動きだとばかりに、群衆を消してしまうという手が使われました。先日のコトブスのプロダクションも、この手を使ってたのが思い出されました。2幕は、マノンの大きなベッドと、その天葢をデザイン化したものの横に、大きな鏡台、小机程度だったかな。これは簡潔、確かに、これだけあれば、マノンの情況が判ります。メヌエット指南はパントマイム入りが洒落てましたし、シャンソネット披露では、弦楽器奏者4人が舞台端に登場。但し、オケに合わせたエア。3幕は、舞台真ん中に、横向きにカナルが作られ、最後、アメリカ送りの者は、そこに現れた船に乗せられるというもの。群衆はカナルの背後、その他の登場人物は、カナルの前、言い換えると舞台前方。ただ、変なのは、カナルの上に横向きに橋がかかっていました。カナルを横断するのではないのが、とっても変。しかも、使われるのが、3幕序盤のデ・グリューとマノンのデュエットだけというもので、ヴィジュアル的には目に焼き付くのですが、ちょっと?でした。4幕は、正先に、布で作った岩場を思わせるもの。そして、その布の端が、舞台右奥に伸び、途中で止まっていました。装置の背後に、2幕で使った意匠化された天葢の骨格部だけが置かれているというもの。デ・グリューがマノンから離れるときは、右奥に伸びる布の先で倒れ伏すだけというもの。デ・グリューは、水を持って戻らないものですから、デ・グリューの疲れとか諦めのようなものを感じてしまいました。最後も、マノンが亡くなると、デ・グリューは、ただ、顔をマノン・の体に埋めるだけで、慟哭シーンは取りませんでした。その前の行動とバランスが取れていたと思いました。ただ、後悔というものは感じさせないようにはなっていたのではないでしょうか。2004年プレミアのプロダクションだそうです。このプロダクションだと、まだまだ、生き残っていきそうですね。なお、衣装は、ルイジアナ植民地が健在な時期のものだと看ました。歌手は、やはり、ホルヘ・デ・レオンが目立ちました。若干、場面によるムラを感じないわけでもなかったのですが、さすがの歌唱と言えるもの。期待に応えてくれました。マノン・レスコーはマリア・ホセ・シリ、この歌手も著名な方。歌唱も十分だったと思いますが、どこかで、マノンの若さって出せなかったかなぁというのが、黄紺のおねだりです。レスコーはトマス・レーマン。主役2人のインパクトが強かったからでしょうか。歌唱も動きも、印象が薄いですね。で、サイモン・ラトルの指揮ぶりですが、2幕の前半、デ・グリューが出てくるまでの演奏が、とにかくスーパーなもの。日向水のような、生ぬるい環境、マノンに、なかなか理解できそうもないセレブ、こないな音楽がベストです。という具合に、適材適所、サイモン・ラトルのオペラ、これで3回目になりますが、間違いなく1番でした。ただ、間奏曲を除くです。なぜ、あすこだけ、オケの乗りが良くなかったのでしょうか、よく判らない現象でした。一日を振り返ってみて、外国で、これほどたくさん日本語を喋ったことは初めてでしょう。ベトナム料理屋のオーナー氏、歌劇場で隣り合わせた大阪人。この方には、いろいろとベルリン情報を教えていただきました。お話を伺っていると、かなり社会的な地位をお持ちだった方(エメックリなので)のような印象を受けてしまいました。春と秋に1ヶ月ずつ、ベルリンに滞在して音楽三昧だそうです。同類の臭いを感じましたが、大阪では近寄りがたい方なのでしょうね。

本日の食事。キールのホテルで、前日買い置きのものが朝食。珍しくドーナツに、ハム、トマト、苺のヨーグルトというものでした。そして、早めの夕食は、ベトナム料理屋さんで、豆腐入りグリーンカレー。具材は野菜が一杯。ヘルシーなものを食べるには、これに限ります。

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キールから(6/11)

 投稿者:黄紺  投稿日:2019年 6月12日(水)22時15分11秒
  ベルリンから逆戻りで、ハンブルク経由で、キールにやってきました。今まで2回入っていて、明るい町という印象を持っていたのですが、今日は曇天、さすがのキールもどんよりしていました。今まで泊まったことのない地域に宿をとったため、まず、歌劇場へのルート確認。ま、方角は判っているのですが、方角だけでは当てにならないので、このルート確認は、事前にするようにしています。そして、その流れで北上。動物学博物館に行ってきました。自然科学関係の博物館って、理解するのは苦手なんだけど、目で見て楽しめるところは、何か行きたくなってしまいます。もう少し大きくなったら、Dなんかを連れて来てやりたいなと思う、動物の剥製、骨格の展示が豊かな博物館。海洋生物が多かったようです。海の哺乳類の骨格展示が圧巻。海洋観測の大事さの展示も、気になってしまいました。博物館を出ると、旧市街へ。冬だと、この旧市街から中央駅に向かう道筋は、クリスマス・マーケットが半端ではありません。そないなことを思い出しながらの散策。マルクト広場に面してそそり立つ聖ニコライ教会の祭壇は見もの。前2回は、観てなかったように思います。ぶらぶら歩きをしていると、「グリューヴァイン」の表示。6月なのに、呑んでしまいました。やっぱ、冬のものですね、当たり前ですが。そして、夜は、キール劇場で「ラインの黄金」(ダニエル・カラセク演出)を観てまいりました。このあと、「ワルキューレ」も予定されているので、シーズンをまたいで、「指環」のツィクルスをするのかと思ったのですが、そうでもなさそうです。で、今日の「ラインの黄金」、なかなかアイデアのあるプロダクションのうえ、歌手も健闘で、素直に楽しめるもの。その感覚を、客席に詰めかけた皆さんと共有できたと思います。幕が上がると、ラインの乙女のシーンです。何本も吊るされた内の3本のバーに、乙女は座っていますが、そのバーは、常に上下に動いています。更に、床は、前面が斜めに、後方が平らになっていますが、その2つも、上下に揺れていました。ホリゾントには、揺れる水を映写しますから、まるで水中に身を置いている感覚にされてしまってました。更に、水柱と考えればいいのかな、柱状の吊るしもありました。ヴォータン一家の場面になると、その吊るしが引き上げられ、背後にその後も見えるような布かな、それが吊るされた舞台となります。ファゾルトとファフナー巨人族兄弟は人形を使いました。篭でできたような体に、頭、肘から先の腕と足が形をなしています。実に4人遣い。頭と胴体、右手、左手、足の4人で、歌手が左手を担当してました。これは、ヒットです。ただ、もう少し人形を動かして欲しいなとは思いましたが。次に地下世界に降りていきます。ヴォータンとローゲが、ケージに入っています。それに乗り、下へと降りて来た体です。それから、2人が降りると、今度は、2人がいるところを最上の位置として、せり上がりが起こります。奈落から上がって来たボックスの屋根の部分に、2人は居ることになります。奈落からのせり上がりを、途中で止めてしまいます。屋根のところにいるヴォータンらは、梯子で下に降りてきます。舞台は、せり上がりのボックスが上がりきってないものですから、前方の方が高くなっています。それを使い、アルベリヒに隠れ頭巾を使わせます。これは、よく考えた趣向です。大きな怪物も、その位置から現れました。カエルを捕獲したヴォータンとローゲは、また、一家の居るところへ戻ります。金塊積みは、実際に積みます。頭巾も指環も置きます。そして、最後は倒れたファゾルトを尻目に入城場面となります。ホリゾントに、未来都市の画像、そこへ渡る吊り橋が映されます。ここで、初めて判るのが、冒頭からずっと、両サイドに、LEDの棒が立ててあったこと。このラストの場面までは、ちょっとした飾り、オブジェだったものが、ここで、背後の画像と結ばれるのです。吊り橋を吊るす鉄のワイヤーになるという仕掛けで、深読みをすると、この「ラインの黄金」のラストは、当初より予定されていたこと、ヴォータンの計画の内ということの表示とも取れました。このモチーフ、このあとの「ワルキューレ」以後は使われてるのでしょうか、気になってしまいました。歌手は、概ね健闘。黄紺が気に入ったのは、ローゲのミカエル・ミューラー・カツテランと、アルベリヒのヨルグ・サブロウスキ。ローゲは、よく言えば冷静、悪く言えば狡猾、これを、よく判った歌唱に感心。アルベリヒは、中年ヤンキーの雰囲気。衣装も、そうでしたしね。ラインの乙女との絡みはダメだったけど、その後が最高でした。ヴォータンのトマス・ホールは、最高神の風格が欲しいですね、いかなるキャラであっても。ミーメのフレッド・ホフマンは、ミーメのキャラそのまんま、得難いキャラクター・テノールです。ドナーを高田智宏さんが歌っておられました。日本で2回は聴いており、安心して聴ける方との印象を確認できましたが、この人、キールで人気がありますね。大きな歓呼で迎えられてました。充実した歌手陣に加え、オケピットに入ったゲオルク・フリッチ指揮キール・フィルハーモニーの緻密な演奏も光りました。演出、歌手、オケ、この3つが良ければ、言うことなし。頑張って、キールに来たかいがありました。

本日の食事。ベルリンのホテルは、前回と同じところだったので、朝食付き。但し、このホテル、野菜系を出してくれないので、ハムとチーズでサンドイッチを作っただけ。果物のシロップ漬けを多めに食べておきました。でも、朝から暖かなコーヒーをいただけるのは、嬉しいことです。夕食は、そのため、野菜分の補填をしなくっちゃということで、そうなると、頼りになるのはトルコ人のお店。ファラフェル・サンドを、まだ食べてなかったもので、これを、夕食にしました。

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ベルリンから2(6/10)

 投稿者:黄紺  投稿日:2019年 6月12日(水)00時55分12秒
編集済
  ベルリンとハンブルクの間の往来が始まりました。昨日通った道を、呆気なく、ベルリンまで逆戻りしました。少し安めの切符だったので、午前8時台のECでベルリンへ。ECは、ICEより安くて空いているということで、よく利用します。今夜は、午後6時開演のオペラだったのですが、早めにベルリン入りしたからと、ハンブルク駅現代美術館に行ってみました。特別展「エミール・ノイデ」をやってるもので。ところが、月曜日だということを失念してました。前まで行き、方針転換。ブリュッケ美術館に行くことにしました。変な話ですが、「今日はブリュッケ美術館」だと、頭の片隅にあったのですが、それが何でか判らなかったのが、そこで、初めて判るという具合ですから、アブナイですね。ブリュッケ美術館では、「絵画への逃走」というテーマで展示が行われていました。ブリュッケ美術館は、狭いスペースしか持っていないものですから、テーマ毎に、展示作品の入れ替えが行われているようで、半年前だか、1年前だかに行ったときとは、展示作品は、全て違ったのじゃないかな。今回のテーマは、ナチス登場で、ブリュッケのような表現主義の作品が、どのようになったのかがテーマだったかと思います。解説はドイツ語だけで書かれており、たとえ、それが日本語で書かれていても、内容の把握は難しいだろうと思います。退廃的とされた作品、ナチスの枠内での作品、戦後の作品と、大まかに分けると、そういった作品群に分けられていたと思います。作品は、ロットゥルフが、一番多く展示されていました。ある少女像と風景画一作品は、どこかで観た記憶があるということは、ハンブルクであった彼の特別展でのことかもしれません。キルヒナーの作品も、幾つか展示されていたのですが、彼の女性像を描くときの、ちょっとした特徴に気が行ったのですが、特徴と言えるか、今後、彼の作品に遭遇したら、チェックしてみたいと思っています。そこを出ると、ZOBという名で呼ばれているベルリンのバスステーションが帰り道にあったので、先日、ポズナンから着いたとき、不十分だったので探検に行って見ました。今、大規模な工事中だったのですが、現行の状態を把握できたと思いました。これで、最後、ベルリンを去り、ポーランドに安心して戻れそうです。そして、夜は、ベルリン・コミッシュ・オーパーで「バラの騎士」(アンドレアス・ホモキ演出)でした。ホモキものということで、強引なハンブルクとベルリンの往来を決断しました。舞台は、今日も、昨日のハンブルクに似た、白っぽいグレーのボックス型。但し、今日のボックスは、19世紀のお屋敷の壁のようなイメージ。ですから、衣装や調度品として出されたものは、その時代を表しているように看ました。バラの騎士の衣装も、騎兵隊の尉官クラスが着ていそうと、勝手に想像を巡らしてしまいました。ま、ロココでの様式統一から外れたものだったということです。で、装置に関するコンセプトは、昨日と同じですから、必然的に芝居、要するに歌手陣を動かすことに主眼が置かれたプロダクションになっていました。基本的に、同じコンセプトながら、昨日と違うのは、コミッシュ・オーパーの歌手陣は、今まで2回観てきたとき同様、動ける。また、ホモキも、ここがスター演出家の腕だと思うのですが、歌っている歌手以外の舞台上にいる人たちを動かすのが上手い。そして、それに応える歌手陣といったところでした。ですから、そういった動きはなかで、このプロダクション特有と思えるものを拾っておきたいと思います。1幕では、舞台が広くないということもあるからでしょうか、大勢の人たちが部屋に入って来るところで、ベッドを片付けてました。歌手が登場するところでは、その場の参会者をはけさせて歌わせる演出。2幕は、歌わない登場人物たちが際立った場面。ですから、全幕を通じて、一番楽しかった場面です。黄紺的注目はファーストキスが2幕であるのかだったのですが、あるどころではなく、オクタヴィアンが登場して、ゾフィーとのデュエットになりますが、それに区切りがついたところで、ファーストキスがありました。家人ら、皆が見ている前で思わずといった感じでのファーストキスで、お互いの一目惚れ感が、とっても良く出てました。2幕ラストのお誘いの手紙、これはオクタヴィアンが差配していることを表すために、背後に、オクタヴィアンが現れ、オックスに見えてしまいそうになると、左奥に置かれた大箪笥の背後に身を隠すというものでしたが、ちょっと過剰な印象を持ち、黄紺は好きにはなれないところでした。3幕は、オックスを驚かせる茶番のある場面ですが、照明をぎらつかせたり、輩のような男を登場させたりの程度で、ちょっと拍子抜け。庶子は、小柄な女性歌手だったしと、これも拍子抜け。一番驚いたのはラスト。ゾフィーが「まるで教会にいるようだわ」と歌う三重唱。そのあと、オクタヴィアンはゾフィーと抱き合い、次にマルシャリンとも抱き合いました。ま、ここまではありかと思ったのですが、そのあと、マルシャリンは立ち去らず、その場、舞台前方に立ち尽くします。その状況で、舞台後方にいたオクタヴィアンとゾフィーの極上のデュエットです。マルシャリンは引っ込まないものですから、ファニナルが、一人で出てきて、また一人で去り、そのあとを、オクタヴィアンとゾフィーが追いかけ、舞台から出てから、2回目のデュエットに入ります。その歌声に乗り、舞台に一人残っていたマルシャリンは、着ていた豪華な衣装をむしり取るようにして脱ぎ、泣き崩れてしまいます。そのとき、手にしたのは何だったのでしょうかをバラかもしれません。それを打ち捨てる、小姓が現れ、そのバラかもしれないものを拾い上げ、走り去り、幕となりました。もう言うまでもありません。自身のプライドから執った行動が、慚愧に耐えないという体ですね。とっても俗っぽく、ホフマンスタールの格好のいい世界を崩してみせました。歌手は、笑福亭生喬似のオックス(イエンス・ラルセン)が、もう少し動けたらとか、ファニナル(トム・エリック・リー)の歌唱が、もう少ししっかりしてたらとは思いましたが、歌唱、動き、素晴らしいものがありました。なかでも、ゾフィー(フェラ・ロッテ・ベッカー)の動きは、アスリートのようで、オックスにいたぶられる2幕での逃げっぷりが最高でした。あとの主要キャストも、記して、健闘を讃えたいと思います。(オクタヴィアン)カロリーナ・グモス、(マルシャリン)ヨハンニ・ファン・オストゥルム。ただ、アニネルス・ルビキス指揮のレジデンツのオケは、緻密さに欠け、わりかし物足りなさが残ったのがオシマレ惜しまれます。

本日の食事。朝は、ハンブルクのホテルで、前日、慌ただしく買っておいたもの。ロケーションがいいからか、同じスーパーでも、お値段は高め。なので、デザートは止めて、パン(調理パン)、ハム、トマトで済ませました。夕食は、ホテルの近くに、韓国カフェを見つけたので、キンパプにしました。キンパプの揃った皿に、胡瓜、ニンジン、サラダ菜が生で添えられ、パンチャンとして、キンパプ天国で出てきそうな皿に、キムチ、ナムル、茹でたホウレン草が入ってました。もちろん韓国人経営でしたから、怪しい韓国語での注文となりました。キンパプの具に玉子と胡瓜、あと茹でた野菜が入ってたように記憶しています。ドイツの胡瓜ですが、我慢して食べたら、胡瓜嫌いの黄紺にも食べることができました。だって、青臭さがないのですもの。

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ハンブルクから(6/9)

 投稿者:黄紺  投稿日:2019年 6月10日(月)18時33分5秒
  今回のオペラ紀行一番の大移動をしました。ケムニッツからライプチヒ経由でハンブルクまで移動しました。時間にして、5時間10分余り。ただ、ライプチヒの乗り継ぎが悪いため、45分ほど待ちですからね、ちょっと時間はかかり過ぎの印象です。今まで最長の移動だったベルリンからデュースブルク移動といい勝負なんですが、こちらは、乗り継ぎ時間が、そんなには長くなかったという記憶です。ま、オペラを中心にスケジュールを組むものですから、こうしたことが起こってしまいます。ましてや、今日のオペラが、昨日と同じ午後4時開演なものですから、遅れは、あまり許されないといった情況でした。その許せないことが起こりかけました。ライプチヒに着いてすぐ、次のハンブルクへ向かうICEの乗り場を探そうとすると、電光掲示板には、時間が早く出てなかったもので、列車検索サービスで探すと、キャンセルと出ていたのです。慌てて、インフォメーションに行くと、「キャンセルじゃない」「11番線から出る」と言い張るので、検索サービスの写真まで撮り、再度インフォメーションに行っても、同じ答え。最後に、ちらっと「列車番号が変わった」と。どうやら、それが基で「キャンセル」と出たようです。これは、黄紺も、もう一度、検索サービスで調べてみて、らしいなと、今は思っています。実際には、ごく普通に運行。でも、ハンブルクに着いてからは、僅かの買い物しかできませんでした。日曜日ですが、ハンブルク中央駅構内には、開けているスーパーマーケットがあるのが判ってましたから、そちらで朝食用食材を買ったのでした。そして、午後4時開演のハンブルク州立歌劇場では、「ドン・カルロス」(ペーター・コンヴィチュニー演出)がありました。ペーター・コンヴィチュニーものを観ることが、僅か10日の間に2回、いいスケジュールが組めたものと悦に入っています。ペーター・コンヴィチュニーものでは、ニュルンベルクで観た「椿姫」「兵士たち」の系列に入るものです。装置を使わず、ちょっとした小道具類以外は、全て、歌手の歌唱と演技で表現されたプロダクションの最高峰が「椿姫」ですね。また、メタ演劇ならず、メタオペラの解体という要素を持っているという点では「兵士たち」ですから。舞台には、白に近い薄いグレーのボックスと、正先に30cmほどの草が1本生えているだけで、三方の壁には、長方形の扉が、幾つも平行に並ぶだけというもの。その中で、パリ版の「ドン・カルロス」が演じられました。流れとして特異と感じられたものだけ記しておきます。それら以外は、何もない舞台で、芝居が繰り広げられていたと言えばいいでしょう。パリ版ですから、歌唱はフランス語、しかも、イタリア語版に比べると、そちらではカットされたところが、時として入りました。その最たるものが、逢い引きで人間違いが起こる場面に先立ち、バレエが入るところです。が、ペーター・コンヴィチュニーは、バレエではなくパントマイムを挿入させました。それまでの場面からボックスの壁がつり上がり、更に、新たに舞台がせり上がり、現代のよくありそうな家のリビングが上がり、そこを舞台に、パントマイムが繰り広げられました。内容は、「ドン・カルロス」とは関係なく、ある夫婦が友だち夫婦を招き食事会を持つ風景をコミカルに描くものでした。その人間違いシーンのあと、休憩が入り、次が問題のメタオペラ解体の場面となる「異端審問」の場です。オペラハウス全体が舞台化されてしまったのです。黄紺は、劇場内にいたのですが、舞台上では、立食パーティーが催されています。オケは、あの音楽を流します。火刑に処せられる者たちは、劇場の廊下を引きずり回されます。これは、声がしたので、慌てて廊下に出て目撃。もらったメモでは、フォワイエには国王が現れ、スクリーンに、舞台上の様子が映し出されたようですが、これは観にはいかず、内部でカメラクルーが撮っていたのだけ目撃。生の音楽を聴きたかったですからね。そして、やがて国王一行も舞台上に現れると、オペラは通常進行に移行するというもの。この場面だけ、出演者は、現代の衣装を身に付けていますから、雰囲気も現代風。引きずり回される異端者やフランドルの使者たちは、常にカメラマンが追いかけていました。天上からの声は、まるで立食パーティーの余興であるかのように、マイクスタンドが置かれ、ラメ入り衣装を着た歌手が歌ってました。ちょっとした茶番として作られた舞台、明らかに異端審問を茶番と描きたかったのでしょうね。この場が終わると、また、休憩。そりゃ、歌手陣は、皆さん、元の衣装に戻る時間が要りますものね。元の衣装というのは、スペインのフィリッポ2世時代を思わせる黒を基調としたもの。時代考証の上に意匠化されたものでした。休憩明けは、フィリッポの居室。幕開けから、エヴォリ公妃と、フィリッポは同衾という状態。宗教裁判長が入ってきても、盲目ですから問題ありません。エリザベッタが駆け込んできたときは、扉の背後に隠れていて、エリザベッタが失神をすれば、姿を現せばいいだけですから、これは、うまい手でした。ちょっとした変化がラストにありました。カルロス5世は、ドン・カルロスだけではなく、エリザベッタも連れて行ってしまいました。優しさのある演出です。ありかと思う反面、エリザベッタの決意も崇高な感じがするので、エリザベッタは残したいとも思います。難しい選択ですね。とにかく芝居ができないとダメなプロダクションとなると、歌手陣&コーラスに芝居心があるかどうかが、大きな問題となります。今日の公演で、歌唱も含めて、及第点が出せるのは、エヴォリ公妃を歌ったエレナ・ズィドコーワだけ。それに次ぐのは、エリザベッタのリアンナ・ハルトゥニアン。フィリッポ2世のガボル・ブレッツまでは許せたとしても、ドン・カルロスのパヴェル・チェルノッホと、ロドリーゴのアレクシィ・ボグダンチコフは、ちょっと悲しかった。この2人のデュオになると、やたら、オケが上手く聴こえてしまいました。ま、オケ(ピエール・ジョルジョ・マナンディ指揮)自体が、いい音出してたところもありますが、、、。午後4時開演で、終演が午後9時20分。前日の「ジークフリート」より長い「ドン・カルロス」でした。

本日の食事。ケムニッツのホテルで、パン、トマト、ハム、ライス・プディングで。いつも通りです。夕食は、オペラが終わってから。そんなにも遅くならないと思っていたためで、もう午後10時を回ってからの夕食となりました。いつも、ハンブルク中央駅近くで宿をとると、ナシゴレンを買いに行くのですが、店自体は開いていたのですが、ナシゴレンは売り切れ。仕方がないので、チキン入り焼きそばにしました。ビールを呑みながらの焼きそば、日本と変わらないですね。但し、焼きそばのソースは、日本の味ではないですがね。

>トルコとともにさん
なるほど。となると、シェノル・ベイ、やってくれたってことですね。ガラタサライ戦で、?てなことやったので、ちょっと不安があったのですが。

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(無題)

 投稿者:トルコとともに  投稿日:2019年 6月10日(月)12時04分14秒
  チャルハノウル外しは私も驚きました。
ケナンカラマンの方が守備時に耐久性があるという判断なのかもしれませんね。彼はサイズもあるし
前線でターゲットにもなります。

ここまで無失点というのもすばらしい。
難敵アイスランドにアウェイで引き分けることができれば前半戦は満点ですね
 

ケムニッツから(6/8)

 投稿者:黄紺  投稿日:2019年 6月 9日(日)18時54分31秒
編集済
  ドイツ鉄道のチケットを買ったとき、その経路と時間も指定されてきますが、変更が多いため、前日に必ず確認を行うのですが、どうも、今回は、ベルリン周辺とケムニッツ絡みが怪しいと、黄紺にはインプットされています。ケムニッツ絡みはおかしいというのは、チケットを買ったときに、既に気づいていたこと。だって、ケムニッツとライプチヒが、ダイレクトに結ばれてないのですから、チケットの表示には。ですから、コトブスからケムニッツの移動も、聞いたこともない地点の経由になっていたところに、更に、事前の確認では、そのルートも出てこない。もう、わけわかんないと思ったのですが、このケムニッツ絡みの変更に、更に変更が加わったというか、単純な変更で済むようになったみたいなのです。ケムニッツ中央駅と僅か先の間だけが通行できないのではと思われる変更になっていたので、ケムニッツを出るときも解りやすいと、そのルートでケムニッツ入りしました。通行できない地点は、バスの代行運行でした。今まで2回、この代行運行を経験しているので、間違いはないとの安心感はあったのですが、ドイツ鉄道の運行案内サービスを印刷してみると、「バス停は駅にはない」と書かれていて、一抹の不安があったのですが、ケムニッツ中央駅に行く人は多いはずという安心感もありました。すると、どうでしょう、降りた駅には、「ケムニッツ中央駅行きバスはこっち」の表示が出ているわ、ドイツ鉄道の職員が1人だけでしたが、道案内に立っているわ、道には白い足跡まで着けてくれ、バス停まで導いてくれました。丁寧過ぎです。バスの代行運行で、こないな経験は初めてのことでした。今日のオペラは、午後4時開演ということで、外に出たのは、スーパーへの買い物と、飛びっ切り早い夕食がてら、中心部を流した程度。そのオペラは、ケムニッツ劇場での「ジークフリート」。今、ケムニッツでは、「指環」のツィクルスが行われています。「指環」は、基本的につまみ食い傾向を持つ黄紺は、今回も、「黄昏」をも観ることも可能だったのですが、「ジークフリート」だけに留めておきました。ところが、大変な思い違いをしていたのが、今日になり判明。ケムニッツの「指環」は、4作の演出が、それぞれ違うのです。ですから、1つが外れだったと言って、諦めるのは早いのです。ま、他の歌劇場も絡んできますから、そのことを知っていても、2つともをスケジュールに組み込めたかは判らないですがね。装置は、最後の火の山を除くと、基本的に同じでした。森の木々を思わせる長細いオブジェが、何本も吊るされています。ケムニッツの舞台は、間口が広くないのですが、替わりに背後の舞台も使い、非常に奥行きを感じさせる森という感じです。ミーメの家も、その森の中で演じられます。鍛冶を打つ場面になると、中ほど横一直線に奈落へ舞台が半分ほど下がり、その下がったところで鍛冶打ちとなるという変化を持たせていました。2幕では気になるのが、ファフナーの棲む洞窟。それらしき作り物を出さず、ホリゾンドに置かれた目つぶしの照明を、吊るされた「木々」の間から照射するというもの、ちょっとしたアイデアですね。そのファフナーですが、例の如く、洞窟の奥から聞こえてくるという風情でエコー掛けで、最初は歌っているのですが、ジークフリートとの決戦がありますから、舞台に登場しました。特に特殊メイクなど、おどろおどろしい姿をしているわけではない、普通のおっさん姿です。その背後に、これは、1幕から、ずっと背後に、「木々」の間に立っている人間集団が、このときになると塊となって付きます。ファフナーの巨体を見せようという工夫です。ファフナーが倒れると、塊の集団は散逸していきました。この集団は、コロスというには歌わないし、ま、演出のための補助集団かなとは思っています。また、2幕では、小鳥が出てきます。この小鳥が出てくると、背後の森を、女が横切ります。あとで判明するのですが、エルダでした。要するに、小鳥はエルダの意思を受けて、ジークフリートに知恵を授けていたことになり、3幕では、それを知ってか、小鳥は、エルダへの見せしめのようにして、ヴォータンにより殺されてしまいます。小鳥をヴォータンの使いとしたプロダクション(ハリー・クプファー演出)は観たことがあったのですが、エルダの使いとしたのは初めてでした。そうそう、小鳥は小柄な女性歌手が、実際に現れて演じてました。この演出は、他でもありそうな感じがしますが、映像を含めて観たのは初めてでした。3幕は、まず、先ほど書いたエルダとヴォータンの場面、次いで、ジークフリートとの対面場面から戦いとなりますが、ここで気になったのは、2幕で使ったノートゥンクを、ジークフリートが持ってないこと。ヴォータンの杖を、ジークフリートは、空手チョップで叩き割りました。一旦砕けたノートゥンクが、今度は勝つことに、ヴォータンの退きが明らかになると思っていた黄紺の目は点になりました。そして、そのあと、ジークフリートが火の山に向かう間奏が流れますが、ここで、ブリュンヒルデが登場。正中に横になると、ヴォータンが、ブリュンヒルデに兜を被せ、盾をブリュンヒルデの体に乗せます。「ワルキューレ」の復習になる場面で、ブリュンヒルデが眠ってるわけを知らせようとしているのですが、やり過ぎかな。そして、ジークフリートが到着するのに合わせて、ここまで吊るされてきた「木々」が引き上げられ、できたスペース、即ち、ブリュンヒルデの周囲に松明を持った一団が出てきて、火の山を表しました。この火の山は、ジークフリートがブリュンヒルデを目覚めさせるとはけ、あとは、2人による長大なデュエットはなるというものでした。この最後の最後の場面もそうでしたし、全編を通じ、ジークフリートが活動している姿を、ヴォータンが少年を連れ、眺めているというシーンが、結構出てきました。その少年はジークフリートなんだろうか、ジークリンデなんだろうか、いや、これからの人間を表しているのでしょうか。検証ができないのですが、気になったところです。この少年が誰かは別にして、ここに書いたいずれかなら、「黄昏」でやって欲しいことですね。1作ずつ演出家が異なるために出てくる問題に見えてしまいました。歌手陣は、そこそこ歌える人たちを集めたなの雰囲気。ジークフリートのダニエル・キルヒは、声がいまいち前に出て欲しかったですし、ちょっとスタミナが足らなかったかもしれません。ミーメのアーノルド・ベズイェンの声質は、ジークフリートの声質に似ていて、目をつむって聴いていると、どっちがどっちだか判りにくいものがありました。キャラクターテノールとして、もう少し個性が欲しいところでは。さすらい人(ヴォータン)のラルフ・ルーカスは、黄紺の好きなタイプのヴォータン声。包み込むようた暖かさがあります。ただ器が大きいところで、同じように歌うには、パワーが欲しいですね。ブリュンヒルデのシュテヒァニー・ミューターは、歌い出しはいい感じだったのですが、声が出るようになると、今度は、声質が荒れました。ちょっと苦手な声です。「指環」は大入りが約束されたものと思っていたところ、今日のケムニッツ劇場は、わりとすかすか系。さほど、毛嫌いされるようなプロダクションでもないのに、これは、どうしたのでしょうね。

本日の食事。今日も、前日に買い置いた定番ものが朝食。いつもと変えたのは、デザートにリンゴ味のヨーグルトにしただけ。超早めの夕食は、いつもの区域を押さえながら、未だ探検に行ってなかったショッピングセンターの地下に行くと、ありました。アジア・インビスの店で、セルフサービス形式のお店を見つけました。同じような店を、今回、ポーランドでもドイツでも見つけています。今後、増えそうな予感がしました。アジア・インビスですから、寿司、中華、東南アジアの品が並んでました。アジア・インビスには、なぜかインドものは入らないですね。インド・インビスは、数は少ないですが、たまに見かけますね。で、選んだのは、軽くカレー味のある焼きそば、もやし炒め、八宝菜風、マッシュルーム炒めといったヴェジタリアンになったような食材でした。時間が早かったもので、普段から食欲のない黄紺は、お腹にもたれないものを選んでしまってました。

>トルコとともにさん
お久しぶりです。フランス撃破、驚いています。優勢な試合運びだったようですね。コンヤって、代表には縁起のいいところなのかな? ハカン・チャラノウルを外したってのは、久しぶりじゃないですか。それで勝ったのだから、采配が当たったということなんでしょう。ボランチは、オカイ・ヨクシュル中心かと思ってたのですが、イエデックにも入れてなかったので確認をしたら、右膝を傷めて、代表から外れてました。何より、3連勝なんて意気のいい話は久しぶりです。黄紺は、今、ドイツにいますので、「ベラルーシ代表vsドイツ代表」戦を観ることができました。

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(無題)

 投稿者:トルコとともに  投稿日:2019年 6月 9日(日)12時56分14秒
  お久しぶりです。ヨーロッパ予選のフランス戦会心の出来でした。
スタメン注目していたんですがベジクタシュの愛弟子、
ドルグハン起用よかったですね。
ボランチを2人とも守備的にするのはテリム政権とは違う戦い方。
ギュネシュ監督らしい気がします。
 

コトブスから(6/7)

 投稿者:黄紺  投稿日:2019年 6月 8日(土)21時57分36秒
  ハレからドレスデン・ノイエシュタット乗り換えで、コトブスにやってきました。今日は、至って順調な列車の運行。でも、ドレスデン・ノイエシュタットで乗った列車は満員。1時間40分ほど立ちっ放しを覚悟していたら、検札に来た乗務員さんが、1等車に座らせてくれました。嬉しかったなぁ。腰は助かるわ、眠ることもでき、感謝感激でした。コトブスは2回目。コトブス駅は、前回来たとき、一に印象に残ったところ、即ち、東独時代そのものと思えたプラットホームがあったのです。そのとき、かなり大規模な工事をしていましたから、もうダメだろう、変わってるだろうと思っていたら、正に、その通りになっていて、ドイツのどこにでもありそうな姿になっていました。街歩きでは、事前に調べているなかで、前回来たときには把握できてなかった博物館を見つけたもので、内容も知らないまま、地図を頼りに、今日は、そちらを目指してみました。何てことはありませんでした。ブランデンブルグ現代美術館があったのでした。現代美術館に目が向くようになってきているもので、早速入ってみたのですが、あまり響くものはなかったのですが、幾つかの抽象画を観ていて、空間の占め方、空白の占め方におもしろいものを見つけました。この空間の取り方、その逆で空白の残り方、これって、自分には絶対できないよなと思った瞬間、作品が輝き出したのでした。この美術館が、実は、旧市街の外れにあるということを、往きとは違う道を採ることで知りました。いいマルクト広場があったことを、それが目の前に現れて、初めて思い出しました。前回、東独の面影が、かなり残っていたため、このマルクト広場の華やかさが、えらく不揃いの印象を持ったことも思い出したのですが、今回は、前回見た東独の面影が濃く残っていた地域には、足を入れることはなかったため、ちょっと片手落ちかなと反省しているところです。軽く旧市街を抜け、ついでに、早めの夕食を済ませ、ホテル待機。夜は、コトブス劇場であった「チャルダーシュの女王」(トマス・ヴェーバー・シャラウアー演出)を観てまいりました。コトブス劇場は、劇場自体が小ぶりで、自ずと舞台も小ぶり。でも、その舞台には、廻り舞台がありますから、1幕では、それを使い、劇場の客席側とシルヴァの楽屋を分けて場面を作っていました。2幕、3幕は、場面転換が要らないということで、廻り舞台の出る幕はありませんでした。ただ、小ぶりな舞台のため、個々の人間同士の絡みになると、大勢の人が舞台に出ているのは得策ではないとの判断があったようで、場面場面で、入れ替わって関係人物の出入りとなり、これは、あまり黄紺の好きな流れではないので、一工夫欲しかったなというところ。このプロダクションの大きな特徴は、常に髑髏メイクの男が出入りすること。登場人物には見えてないという体で、頻繁に舞台に出て消えていくのですが、ようやくラストになり、その男の意味が判りました。最後、主役の男女4人が結ばれるとなったあと、エドウィンは出征します。ウィーンのホテルの後方扉が開き、スモークが上がり、目つぶしの赤い照明が照らされ、銃を構えた戦闘服を着た男が立ちます。そこから、再び髑髏男が現れ、正先で見得を切り、幕となったことで、出征して行くエドウィンの行く先を暗示しているかのように、黄紺は看てしまいました。この出征に関しては、この作品が発表された年は第1次世界大戦の開戦の年に当たるため、戦争と結びつけるのは了解なのですが、ただ、それは、作品成立の時代背景を、黄紺が勝手に判断してのこと。このプロダクションで、どういった流れで、その戦争話と結びついているのかが、残念ながら、台詞を聴きとれないものですから、お手上げだというのが、正直なところです。1つだけ腑に落ちないのが、エドウィンの登場で歌われるアリアが省かれたこと。あとで目的外使用をするのかもと思っていたのですが、それもなかったので、?の点ったままでした。歌手陣は、小ぶりな劇場ですから、十分じゃないでしょうか。昨日のハレで、せめて、このプロダクションの歌手陣ほどのパワーが欲しかったな。

本日の食事。朝は、定番のハム、トマト、パンに、デザートとしてのライスプディングのラインナップは変わらず。夕食は、ホテルの近くに、アンテップを掲げたケバプチがあったので、そそられたのですが、連日になるので止めにしました。でも、ケバプチが、明らかに増えています。旧東独地域では、ケバプチはごく僅かだったのは、昔の話。完全に増殖中です。替わりに、ショッピングセンターの地下で、定食屋さん風の店を発見。ドイツのショッピングセンターあるある話になるかと思います。そこで、シュニッツェルとベークド・ポテトを盛ってもらいました。安くて、お味もいい。旅行中の者には助かります。

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