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ライプチヒから(12/3)

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年12月 5日(火)07時15分13秒
編集済
  カッセルの朝が暗いので、窓の外を見ると、一面の銀世界にびっくり。ここしばらくドイツで見てなかった雪に遭遇です。かつて、大雪に遭ったことを思い出し、心安らかではありません。でも、幸いなことに、カッセルから快速列車に乗り、ハレまでは変わらない風景だったのですが、ハレを出ると、周りは緑の風景。僅かに線路沿いに、雪が残っている程度。これは嬉しかった。もちろん、今日のライプチヒも、その状態。でも、ライプチヒでも、夕方から雪が降りだしました。さぁ、今回のオペラ紀行、終わったときに、雪で頭を抱えどおしだったと思っているのか、あのときだけだったと思えているのか、彼我の違いは大きいものがあります。さて、どちらになっているのでしょうね。ところで、今日は宿でギヴアップしかけとなるところでした。日本で問題となっている「民泊」ですが、黄紺は、ドイツやセルビアで、利用したことがあるのですが、今日ばかりはダメかと思いました。場所は、あっさりと確認できたのですが、中に入るキーを持つ人が現れない。「14時~14時30分の間に行く」と連絡しておいたら、部屋のオーナーからキーを渡す役の人には、「14時30分」とだけ連絡が行ってたため、ほぼ30分近く、どうしたものか待つハメになりました。通りかかった人に、送られてきていた電話番号に電話までしてもらったのですが、連絡はつかず、今回だけはダメかと思いました。でも、「~14:30」と送ったのだから、とにかく、14時30分まで待とう、動くのはそれからと、辛抱が助けとなりました。こういったスリルに、神経を使うのが嫌なため、プライベートルームへの宿泊は避けようとしているのですが、予約の段階で判らないときがあるため、こういった事態を招いてしまいました。宿に入るのが、元々遅いところへ、こないなことに時間を要し、しかも、夜のオペラが、午後6時開演ということで、ライプチヒを歩く時間はあまりなし。所用があり向かった中央駅との間に広がるクリスマスマーケットを覗いたくらいかな。そして、夜は、ライプチヒ歌劇場で「ルサルカ」(ミケル・ジケマ演出)を観てまいりました。実は、このオペラのチョイスは、「ルサルカ」もさることながら、ミケル・ジケマのプロダクションにありました。以前、このライプチヒで観たミケル・ジケマの「トスカ」がおもしろく、次なるプロダクションを観たかったのですが、なかなか遭遇できなかったのが、ようやく、ここに来て遭遇できたのですが、また、この「ルサルカ」も良かった。幻想的で、お伽噺的な要素も持ち込み、やはり優れた演出家であることを再確認できた次第です。冒頭、照明だけで、湖を感じさせ、水の中から、奈落を使い、水の精が現れるようにしたり、木の精の出番になると、湖だったところが、野に変わり、穴ぼこから現れた木の精は、おでブーの裸の女性(被りものが可笑しい)、それが、重い体ながら走り回ります。ルサルカの出は、水の精と同じですが、イエジババの出はすごかった。巨大な脚の付いた家の窓からイエジババの顔が見えるといったもの。家の上は天井にすれようかという高さでした。そして、火薬が炸裂したかと思うと、イエジババは舞台袖へワープして登場するという仕掛けは、子どもが喜ぶこと請け合いです。3幕でイエジババを、ルサルカを訪ねると家は普通にあり、イエジババも歩いて家の中から出てきますが、実は、その家は、巨大な脚を折り畳んでいたのだということが、あとで判ります。次に、ルサルカと水の精は、半人半魚の姿をしていますから、陸に上がると、常に脚を横に出さねばならず、奈落を使った水の中に戻ると、立って歌えるというのも、お伽噺風。2幕の王子の館も、野の光景そのままが使われます。そして、結婚式の舞踏の場面に入るところで、その野に、電柱状の長い杭が3本打たれ、それらに通された縄に電球が、幾つも点されたのですが、これが、素晴らしい幻想的雰囲気を作っていました。ただ、その用意をされているときに使われるのが、舞踏会の音楽なのですが、舞台正先では、王子と外国の王女は抱き合ったままでした。その王女は、王子がルサルカに愛想尽かしをすると、人の群れに姿を消したかと思うと、火薬が炸裂して、再び現れたときには、魔女風の出で立ちとなっていました。これら全てを被い尽くすように、常に水色の照明が被っています。どこまでも、幻想的に、お伽噺として描かれた見事なプロダクションでした。歌手陣では、ルサルカ(オレナ・トカル)もさることながら、水の精(トゥオマス・プルシオ)が、黄紺的には気に入りました。パワーだけではなく、優しさも感じさせるもの。ルサルカは、高音はステキだったのですが、中低音になると、横隔膜の震えのような細かなバイブレーションが気になってしまいました。王子(ペーター・ヴェット)、イエジババ(カリン・ロヴェティウス)、外国の王女(カトリン・ギョリンク)は、パワー不足が気になりました。1階席後方で聴いたからか、やはりパワーが気になったというところでした。なお、オケピットには、クリストフ・ゲッショルト指揮のライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団が入りました。

本日の食事。朝は、毎度の買い置きで。デザートは、リンゴ味のヨーグルトにしました。夜は、市庁舎前の一番広いクリスマスマーケットで、「ザウアークラウト添えブラトヴルスト」。ブラトヴルストは、最も定番過ぎるファーストフードなため、いつでも食べれる感があるので、あまり食べないのですが、今日は、ザウアークラウト添えということでの注文。めっちゃドイツっぽいものになってしまいました。でも、わりかしお腹が脹れるものですね。結構なことです。

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カッセルから(12/2)

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年12月 4日(月)00時21分54秒
  ハンブルクからカッセルへ移動しました。カッセルは、今年の6月に来ていますから、半年ぶりとなります。カッセルは、定宿とできる手頃なホテルが見つからず、毎回変えています。ロケーションのいいホテルは、カッセルの場合、いいお値段なものばかりですから、困ってしまうのです。ホテルが変わると、歌劇場までのアクセスが変わるため、その確認に時間を取られてしまいます。そんなで、カッセルの持つ世界遺産には、まだ行けていません。今回も断念です。それだけではなく、狙っていた博物館が2つ、見つけることができず、こちらも断念。今回、ドレスデンで同じことがありました。結果的に、街中ウォーキングをしたことになります。今日は土曜日で、しかも、クリスマスマーケットが始まっていますから、中心街はホコテン、但しトランバイは通るのですが、そないなところの人出は半端なものではありませんでした。歌劇場も、その一角にありますから、その賑わいをくぐり抜けての到着となりました。カッセル州立劇場、今夜の演目は、ヴェリスモの名作「アントレア・シェニエ」(ミカエル・シュッツ演出)。ドイツでは、この名作が、なかなか出なくて、ようやく今夜、初めての遭遇となりました。初めてだったのですが、歌手陣には不満はなかったのですが、プロダクションとして成功なのかというと、決してそうではありませんでした。それは、ひとえに演出家に問題があったと言える部分があったからです。おもしろいと思ったところは評価しえても、それを帳消しにするのも大きかったと思うからです。おもしろいと思ったのは、1幕の宮廷で使った装置をそのまま裏返して、2幕の革命最中の装置として使ったことです。アンシャン・レジームが壊れて、新しい価値観というより、旧来の価値観を否定するということが一目瞭然となりました。装置の転換も、幕を下ろさず、客の目の前で、掛の人たちがいじるという徹底したもの。この着想は素晴らしい。2つ目の目を惹いたことは、3幕で、アントレア・シェニエに死刑判決がくだされ、アントレア・シェニエが連行され出すと、すぐに緞帳が下ろされ、マッダレーナだけが、緞帳の外に取り残されるという、これは、解りやすく、ヴィジュアル的には衝撃的でした。逆に気に入らない点も幾つかありました。まず、多人数の人の動かし方がまずいという点。1幕の舞踏会が、らしい空気が感じられず、3幕の革命法廷が、リンチの場のようで、やはり理性の時代を標榜した法廷なわけですから、それに相応しい装置、サンキュロットの動きがあっても良かったのかと思います。ですから、2幕で、サンキュロットががやつくだけではない空気を作る必要があるのでしょうね。最大のびっくりは、ラストでした。激しい二重唱のあと、2人が手を取り合い、刑場に向かうものと思っていると、アントレア・シェニエがさっさと連行されているのに、マッダレーナは、若干もたつきます。「あれっ?」と、歌手のミスかと思う「演技」だったようで、マッダレーナが、先にアントレア・シェニエが出て行った出口に出かけると、刑吏により止められ、あとへ引き戻されると同時に、紙切れを掲げたジェラードが入って来るのですが、更に、ジェラードがマッダレーナに近づいた瞬間、刑吏がジェラードを狙い撃ちをし、撃たれたジェラードが倒れて幕となりました。ジェラードが掲げた紙切れは、ロベスピエールからの書状と思われます。その前に、ジェラードは、ロベスピエールに掛け合うと言って出て行きますからね。ということは、ロベスピエールからは、もう1つの指令が出ていたということになります。「ジェラードを消せ」という。そのとき、マッダレーナは、どうしとか、記憶にありません。こないな事態が、一瞬にして起こったので、目は、完全にマッダレーナから外れていました。瞬間、アントレア・シェニエの処刑に間に合わないタイミングで、ジェラードが戻ってきたのかと思った瞬間に、ジェラードは撃たれてしまってました。このあとに、マッダレーナも処刑ということになるのでしょうから、マッダレーナは、アントレア・シェニエとともに刑場に行けず、しかも、ジェラードの死も知って、処刑されるとなると、あまりにも無惨な結末ですし、最後の二重唱は何だったとなってしまいますね。緞帳が下りた途端、会場には、おかしな空気が流れました。拍手をしていいものか、戸惑っているようでもありました。黄紺も、思わず苦笑いが出てしまい、拍手どころではありませんでした。主役3役は、このプロダクションのために、ジェラードを除いてゲストが喚ばれていました。タイトルロールは、ラファエル・ロヤス。こってりとしたイタリアン・テイストの歌いっぷりは、ドイツで聴くと心地よいものがあります。もう1人のゲストは、マッダレーナを歌ったヴィダ・ミクネヴィクルーテ。パワーを感じさせる声でしたが、細かなバイブレーションは、黄紺好みではありません。その2人より、更にステージの高い歌手と思わせられたのが、ジェラードのユ・ハンスン。小柄な体躯なのがもったいないと思わせられるいい声。韓国人歌手の男声低声部の歌手って、優秀な人に、よく遭遇してきましたが、今回も、また、そうでした。正直言って、ようやく「アントレア・シェニエ」に遭遇できたのに、余計なことをやられちゃったというところでした。

本日の食事。朝は、ホテルの朝食を頼まなかったときの定番。パンにハム、トマトにデザート(ライス・プディング)。夜は、クリスマスマーケットの屋台に、「ギロス・ヌードゥルン」と出ていたので買ってみると、「豚肉入りの焼きそば」が、ボックスに入り出てきました。ギロスは、入ってた豚肉を言いたかったみたい。完全に外れ、でした。

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ハンブルクから(12/1)

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年12月 2日(土)18時32分59秒
  ベルリンからハンブルクへの移動は、再三再四行ってきたもの。今日も、辛うじて座席を確保。一番のドル箱路線ですからね。今回は、アルトナに投宿。これが、まさかの展開になるとは、チェックイン時には知らなかったこと。ドイツ鉄道の信頼は、黄紺の中では地に落ちています。そないなことも知らず、まずは歌劇場までのルート確認がてら、ハンブルク中心街へ。ブツェリウス博物館を覗くようにしている(だったらネットで調べてから行けばいいのですが、、)のですが、今回もおもしろいものやってました。そのため、ルート確認後はそちらへ。特別展で、「芸術市場の誕生」などという、とっても興味ある切り口で、17世紀のオランダ絵画を取り上げていたのです。黄紺の好きな風景画の大家ライスデールやゴエン、更に風俗画の大家ヤン・ステーンなどが、具体的な画家として、この展示には該当します。要するに、風俗画、風景画、静物画(黄紺は嫌いなので素通りします)、肖像画といった、この時期のオランダ絵画というのは、芸術家とは違う、「絵描き」を生業とする職人を生んだというのです。ですから、「芸術家」と「職人」との境界が曖昧になってきている時代でもあるという切り口が、とっても新鮮。風景画の成立に関心の高い黄紺にとり、そういった切り口で、それに関わる画家の作品を観れるのは、頗る付きでありがたいこと、今日は、その中でゴエンが見せてくれました。あまり好きではなかった画家ですが、逆にゴエンらしさを、その絵画の中に見いだしたときは嬉しくなる、その薄さが、黄紺を捉えてしまったのでした。非常にいい気分で、博物館をあとにして、アルトナからホテルに戻ったのですが、もう12月だったからなのかは知りませんが、アルトナでは、クリスマスマーケットは始まってました。が、今日は、前にもお世話になったトルコ人の店で、ドネルを買い、ホテルで仮眠を取るために戻ることにしました。そして、夜は、ハンブルク州立歌劇場でのオペラとなるのですが、ここで事件発生Sバーンが止まってしまったのです。ホテルから最寄りの駅まで行き、呆然でした。ベルリンでは、3度経験したことが、ハンブルクでも起こってしまったのでした。開演時間まで、さほどないので、タクシーが一番と探し始めて、ものの3分ほどて、ちょうど乗客を降ろしたタクシーを発見。あとから考えると、これ以上の運の強さはなかったようで、夕方どき混み合う道路を避け、うまく歌劇場まで運んでくれました。で、観ることができたのは「ヴォツェック」(ペーター・コンヴィチュニー演出)。ペーター・コンヴィチュニーの追っかけこそが、今することと考えている黄紺には、ありがたい公演なのでした。このプロダクションも、やはり刺激的なものでした。舞台はボックス型、これを観ただけで、ヴォツェックの閉塞状況が一目瞭然というもの。外部からは、3箇所のドアだけかと思うと、あとから、いろんな仕掛けが用意されてはいたのですが、基本的には、ヴォツェックの閉塞状況を表しているのには障りはないと看ました。そして、その舞台に出てくる歌手陣は、皆さん、正装ですから、一瞬、マイムの芝居、いやいや演奏会形式のオペラ上演を連想したほどでした。ということは、小道具も終始使われることがなかったことも考えると、正に、テキストそのものに集中した最大限シビアな展開だったかと思われます。そして、某かのエピソードが、舞台で繰り広がれると、上から降ってくる紙幣を想像させる紙切れ。それに満たされない貧しさ、金への執着が、ヴォツェックの、いや、このオペラに出てくる人たち、それは、我々かもしれないのですが、人格を決定しているが如き光景をさらけ出します。残念ながら、黄紺には、歌詞などのドイツ語が聞き取れないため、マイム状態で進む正確な展開を読めなかったのですが、そうした20世紀の虐げられたものたちの個人的な体験が表されているとの印象を持ちました、そのように見えたのは、やはりプロダクションの持つ力でしょう。演出家の力となるのでしょう。装置面でいじられる箇所があります。閉塞的な箱型の舞台の背面が開き、そこに小編成のオケが出ます。オーケステレーションを2つに分解したようなことになるのは、ヴォツェックが、妻の不倫を人前で暴かれ、小バカにされるところです。どんどんと、ヴォツェックの日常、感性が崩壊しだすところです。そして、ついに側面の壁が背後に崩れていくことで、ヴォツェックは狂気に走っていくという仕掛けなのかなと思えました。ヴォツェックが妻を殺す場面は凝ったもの。1列に並んだ男女それぞれの列が、向かい合って交差する瞬間、妻は倒れ、そのあと、ヴォツェックにより池に沈められるのではなく、紙幣を思わせる紙切れに埋められ、また、ヴォツェック自身も、紙切れに埋もれて亡くなります。といった感じで、その上から降ってくる紙切れが、唯一の小道具だったでしょうか。人を動かすだけで、物語を進めて行く、ニュルンベルクで観た「椿姫」、ライプチヒで観た「ボエーム」の大群衆と、ペーター・コンヴィチュニーならではのプロダクションを思い出してしまいました。歌手陣も粒揃い。音程をとるのが、半端じゃない難しさですが、物語の流れからすると、精神状態の動きなんて観点からすると、逆に妥当性のある音楽のように思えてくるのが不思議です。歌手陣も良かったが、最大の功労者は、指揮のケント・ナガノだったのではと思っていました。ポイントとなる楽器の捉え方が鋭く、時々、はっとする音が飛び出してくるのが嬉しかったですね。深い楽譜の読み込みがあって初めて可能になることでしょう。歌手陣は、名前を記して記録にかえたいと思います。(ヴォツェック)ゲオルグ・ニグル、(マリー)グン・ブリット・バークミン、(鼓笛手)サイモン・オニール、(大尉)ユルゲン・ゾッハー、(医者)ティグラン・マルティロシアン。

食事の記録。朝は、ベルリンのホテルが、朝食付だったので、定番のものを食べ、夜は、夕方、ホテルに戻る際に買ったドネルで、お腹がいっぱい。ドイツに来てから、これで、ずっと野菜づくしになっています。お酒の量さえ減らせば、とっても健康的です。

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ベルリンから(11/30)

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年12月 2日(土)00時44分6秒
  ドレスデンから、ちょうど2時間ほどで、ベルリンです。今まで、幾度となく往き来をした道のりです。今日は、夜のオペラの開演時間が早めなため、ベルリンに着いてから、昼間は、2つの歌劇場に行くのを目的で、お出かけ。1つ目はコミッシュ・オーパー。ネット上で、チケットを買おうとして、会員登録(ほぼどの歌劇場でも必要)をしようとしたら、はじかれてしまうので、じゃ直接買いに行こうじゃないかということでした。コミッシュ・オーパーから歩いて5分程で、新装なった国立歌劇場。なぜか、あるチケットを買ったとき、自宅でプリントアウトという選択肢がなかったため、チケット売場留め置きにしておいたチケットがあったため、その引き取りでした。国立歌劇場、外観は、以前と変わってなかったように思いました。内部の様子を知りたいのですが、それは、しばらくお預けです。あっさりと、しなければならないことを終え、ハッケッシャーマルクトに向かいました。木曜日にベルリンにいると、必ず立ち寄る場所。駅前にマーケットが立つのです。そこで店を出されているトルコ人の店の煮込み料理を食べるのが、木曜日の楽しみ。今日は、野菜の煮込みと、タウクの煮込みを半分ずつと、ピラフを楽しみました。煮込みには、マンタルが入っていたのが嬉しいところ。昨日は、書き忘れましたが、タイ・インビスの店で、ココナツ・カレーと、狙いのものばかりを食べています。そして、ホテルに戻り、今日も、ワインを飲み仮眠。昨夜も睡眠障害で悩まされたため、せめて、オペラ前に睡眠を取ろうとしたのですが、あまり効果はありませんでした。夜は、ベルリン・ドイツ・オペラで「預言者」(オリビエ・ピ演出)を観た日でしょた。毎年、この時期に出るフランス・グランド・オペラから、今季は「預言者」でした。恐らく、今後2度と観ることはなさそうなオペラです。再洗礼派のミュンスター占領を取り扱いながら、それに、預言者としてかつがれた男ジャンと、その恋人ベルテと、母フィデスの数奇な人生を取り扱ったオペラ。ベルテやジャンは住む村から始まり、ジャンがミュンスターで王として戴冠されるまでの幅のある舞台、一方で牢に繋がれたフィデスやベルテ、再洗礼派のキャンプ、また、そこでのバレエと、舞台装置の転換だけでも大変。その大変なことを、このプロダクションでは、廻り舞台を使い克服しようとしました。廻り舞台の半分余りに、円形闘技場風に外壁を持った装置の内、1/3ほどには、その外壁がなく、それが正面に来るようにすると、広間や広場に使え、外壁の部分を正面に配置すると、建物に見えるというアイデアです。更に、それらに馴染まないとなると、中ほどに壁が下りて来て、廻り舞台上の装置を隠すという工夫でした。また、舞台両脇には、固定した建物のファサード風の装置が置かれ、そこにだけは、時代を感じさせるようにしてあり、衣裳などは、現代風とは言わないまでも、それに近いものでしたから、衣裳では、時代考証はスルーするというコンセプトだったと言えます。とにかく、市販されているものでは、音源のみしか、このオペラを知る手がかりはありませんから、とにかく、ストーリーと音楽を重ねながら、この公演に臨みました。幸い、音楽は、わりと耳に残るものが多いのが助かり、筋立ては追うのには、困るという代物ではありません。睡眠障害の出ている黄紺は、居眠りにも妨げられたこともあり、正確さを失しているかもしれませんが、最後のジャンの死に方だけは、おやっと思いました。ジャンは、是坪から、自ら短銃自殺をはかり、終演を迎えるというものでした。ま、火薬庫の爆発までしなくとも、自ら命を断つということにしたかったのでしょうね。歌手陣は、黄紺の知らない人ばかりでしたが、粒揃いを揃えたという印象。特に女性陣が、熱い歓呼を受けていましたが、黄紺も同感。その内でも、ベルリン・ドイツ・オペラのアンサンブルの歌手だそうですが、ベルテのエレナ・ツァラゴーヴァが一番と看ました。次いで、フィデスのクレメンティーヌ・マルゲーヌもなかなか。メゾにはきつい高音もたびたびのなか、支持を得るだけのものありでした。ジャンのグレゴリー・クンデも水準以上。他のオペラでも聴いてみたくなりました。とまあ、主役3役に不満はありません。指揮のエヲリケ・マッツォーラも、大変な拍手で支持を受けていました。長丁場を飽きさせないで、また、オーケステレーションで聴かせるというわけではないマイヤーベアの音楽を、変化に富むものにしてくれていたように思いました。

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ドレスデンから2(11/29)

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年11月30日(木)20時25分18秒
編集済
  ドレスデン連泊です。前泊をして、翌日のオペラに臨むというスケジュールを立てたのですが、昨夜は眠れない、眠れない。せっかくのスケジュールなのに、全くひどいことになってしまいました。日頃の睡眠障害が、ここにきて、最悪の状態になってきています。最後は、アルコールに頼らざるをえずというところですが、薬替わりにお酒を飲み続けると、体調に障りますから、そうは頼れない。いきなり、そないな悩みです。端から、その日のオペラは、諦め気分にならざるをえない(オペラの時間に眠りの時間が重なる)、そんなことになっています。くよくよしても仕方ないので、眠れないなら、体を疲れさせようとばかりに、午前中から動くことに。中央駅の反対側に、鉄道博物館なるものがあるというので行ってみると、これが、無惨にカパル。仕方ないので、戻りがてら、中央駅に寄り、翌日の鉄道をチェック。いつも使うプラハから来る列車ですが、確認ということで。そして、昨晩、中央駅から歩いたコースを歩いていて、頭に「?」が、点りました。クリスマスマーケットが、旧市街に戻って行くと、いつもながら2箇所にあるのですが、いずれも、準備は整っているのですが、オープンしていないのです。もうお昼どきですから、やってるはずがやってないのです。どうやら、勝手な想像ですが、12月に入ってからじゃないかなぁと、、、。去年のこの時期、どこの町も、オープンしていたはずなのにと思っても、現実はそうでした。また、クリスマスマーケットの会場周辺には、大きなコンクリートプロックが設えられていました。去年のベルリンのテロのようなことが起こらないようにとのことでしょう。そんなのを見ながら、結局、1時間半以上のウォーキングをしただけに終わった第1クールのお出かけでした。さすがに、足が持たなくなってしまい、しばしホテルで休んだのち出かけたのは、新市街方向。今、ドレスデンに入られる観光客は気の毒です。ゼンパー周辺からエルベの橋が、大きな工事中。ゆっくりと、エルベにかかる橋から旧市街を眺める風情なんてありません。黄紺が目指したのは、新市街の地図に書かれている「Musium of  Dresden」の正体探し。あるはずのないところに、そないな表記が、Google Mapにあったもので。でも、ガセネタでした。あるはずはなかったのです。結局、旧市街に戻ったのですが、新市街のクリスマスマーケットも、同じく準備中でした。旧市街では、交通博物館を目指したのですが、大きそうなので、次回に回すことに。足の痛みが増してくる(ずっと踵に痛みがあり普通の歩行ができない)と、弱気になってしまいます。その裏にある「中世風」を掲げるクリスマスマーケットも、やっぱり周りと一緒。辛うじて、アルテ・シュタットの名を持つショッピングセンターの中庭に、クリスマスマーケットで見るコテージ風屋台が出ていたので、ここで、今回初となるグリューヴァイン、それも白のグリューヴァインを飲みました。その後は、もう街歩きは諦め、ホテルで一人酒盛に移り、いよいよ眠ろうとすることに。ワインの肴に、ドイツの安くて美味いハムで、安いが美味いと思っているワインで、ようやく仮眠をとることができましたが、、、。要するに、この程度の仮眠では足らないほど、前夜は眠れてなかったのです。夜は、いよいよスタートとなるオペラ。何と初っぱなは「ランメルムーアのルチア」(ディートリヒ・ヒルスドルフ演出)だったのです。でも、常に半寝の状態で観ることになったのは、覚悟の上。そういったときって、筋立ては追っかけている、歌手や演出の具合も、そこそこ把握できている、でも、自分は楽しめていないのです。こないな嫌らしい時間を過ごすことになっちゃいました。ヒルスドルフのプロダクションは、幾つか観ているのですが、この「ルチア」は、かなり象徴的な演出になりました。装着&衣裳はモノトーンで統一、唯一の有彩色は血の色。ま、よくある、解りやすい演出。更に、解りやすい演出のポイントとして、最初から最後まで、まるでオブジェのように、簡易ベッドか、舞台の中ほど若干向かって右側に設えてありました。これまた、解りやすい演出。その一方で、装置らしいものは、正面&左右に、蛍光灯を縦に並べた壁があります。その背後の壁を開閉して、スペースを広げる程度の変化はあり、あとは大黒。この蛍光灯が1本だけ点いているのが、エンリーコがエドガルドを訪ね、決闘を申し込む場面。しかも、その場面に先立ち、嵐を表すか如く、他の蛍光灯の点滅を繰り返す、これはうまいやり方。あとの装置は、舞台上に、テーブル、椅子を置く程度。「どろどろとした人間模様には無機質の装置」というセオリーがあるのかは知りませんが、正に、そのコンセプトで彩られていました。ただ、観ている者には、横に一列に並ぶ蛍光灯は、完全に目つぶしになり、明かりに弱い黄紺の目には、かなり厳しいものがありました。演劇の世界には、舞台奥から客席に向け放つライトは「目つぶし」と呼ばれ、多用するとダサいと言われますが、もうダサいどころではないほど、黄紺の目は潰れていました。歌手陣は揃ったのじゃないかな。主要4役は粒揃い。中でも一番は、タイトルロールを歌ったヴェネラ・ギマディエーヴァ。チョーフィを連想させる、キレイで甘い歌声。これから、有名歌劇場で引く手数多となっていくのでしょうね。このドレスデンでの起用が、ステップアップの好機と考えられるロシア人歌手です。エドガルドはエドガラス・モンテヴィダス。もうちょっと声に表情が豊かならと思いましたが、なかなかの声の持ち主。エンリーコのシモーネ・ピアツォッラは、序盤、ちょっと声が軽いかとは思ったのですが、徐々に嫌われ役の凄みも出てきていました。ルチアと並ぶ大きな歓呼を受けたのがゲオルグ・ザッペンフェルト。ルチア兄妹をコントロールする、ライモンドらしいしっかりとした声が受け入れられたのでしょう。こないな感じで、残念ながら、幸先のいいスタートというわけにはいかず、不安感いっぱいのスタートとなりました。

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ドレスデンから(11/28)

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年11月29日(水)07時50分2秒
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  デュッセルドルフで、4時間の待機。ユーロウイングという飛行機に乗り、初めてドレスデン空港に降り立ちました。今日は、飛行機が、見事にタイム・スケジュール通りに動き、ドレスデン空港駅から市内に入るのも、最善の電車と思っていたものに、余裕綽々で乗ることができました。降りただけですので、間違っているかもしれないのですが、ドレスデン空港は、黄紺の知るドイツの空港の中では、どうでしょう、一番の小ぶりの空港かもしれません。ドイツは、空港へのアクセスがきっちりしています。ドレスデン空港も、ドイツ鉄道が乗り入れているのですが、デュッセルドルフからの便に乗られた方は、荷物待ちなしで、さっさと1台早い電車に乗ってしまわれたのか、黄紺が駅に行くと、電車が到着するまで人影を見ることができませんでした。このときが、今日一番のびびったときでした。「電車は動いてないなんてことはないだろな」という不安です。以前、エアフルト中央駅で経験してますから、どうしてもくだらない不安が出てきますが、今回は妄想に過ぎず、電車はきっちりきましたし、検札にもきました。ここまで完璧だったため、ひょっとしたらと思っていたドレスデン中央駅構内のスーパーは開いているかもと思っていたのですが、午後9時で閉店。8分オーバーで入れなかったのですが、何と駅前に、新しいスーパーがオープンしているではないですか。この間、ずっと建設中だったビルの1階に、大手スーパーが入っており、しかも、こちらは営業時間が1時間長いと、まあ、今日は、どこまでついているのでしょう。おかげで、明日の朝の食糧だけでなく、ワインも手に入れることができ、まさかの一人酒盛ができています。もう、望外の幸せというやつです。そんなで、今回のオペラ紀行は、ドレスデンがスタートです。そして、実は、今度、ドレスデンに戻ってきたときが、その終わりです。出発前、ドイツ各地の気温を調べると、今回は寒そうと思っていたのですが、実際、ドレスデン中央駅からなじみのドレスデンの定宿まで、20分近く歩くと、何と汗をかいてしまいました。夜の9時を回って、これですから、過去の経験からして、寒くないぞと思うことにしました。そんなで、冬のオペラ紀行がスタートしました。

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デュッセルドルフから(11/28)

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年11月29日(水)00時01分30秒
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  成田から11時間余りで、あっさりとデュッセルドルフ到着です。成田からは、全日空便だったため、機内に日本酒が備わっており、予期せぬ嬉しいこととなりました。おかげで、機内で睡眠をとることができ、朝4時すぎ起床の、ちょっとした補いになったかもしれません。デュッセルドルフ空港内から見る外の風景は、どんよりとした曇天で、なんか寒々とした雰囲気です。天気予報を見ると、近々、雪が降るようで、今冬のオペラ紀行は、寒さとの闘いになる予感がしています。ここ何年間は、暖かなオペラ紀行を楽しんでいたのですが、そうは続かないということなのでしょう。ここデュッセルドルフでは、4時間待ちということです。その日の内に目的地に着くというのは、ひょっとしたら、オペラ紀行を始めてから、初めてのことかもしれません。そんなで、ドイツからの第一報でした。

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成田空港から(11/28)

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年11月28日(火)10時10分15秒
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  冬のオペラ紀行に出発の日です。大阪からヨーロッパに向かう便数が減っているなか、今回は、伊丹から成田経由で、ドイツに向かうことになりました。関空からの便数を確保するためだったのでしょうか、伊丹からの成田便は、とっても少ないままなため、関空からのヨーロッパ便が減ると、たちまち困ります。大阪市内の人たちには、伊丹は近いのでいいでしょうが、京都在住の者にとっては、かなり厳しいものがあります。早朝の伊丹へのアクセスに困り、伊丹空港の国際線チェックイン・カウンターの混雑に困り、ホント、出発間際に飛行機に乗り込んだというところでした。おかげで、朝9時丁度に、成田空港に着陸しました。都内から来て、朝9時に空港内にいることを考えると、すごいことだとは思うのですが、ドイツへの飛行機を待つ時間になり、ようやく落ち着いたところです。今日は、このあと、デュッセルドルフからドレスデンに入ります。ドレスデン空港は、黄紺的には、初めてとなります。トルコ航空を使ってたときは、ドレスデン入りをしようと思うと、ライプチヒに入っていましたからね。成田空港には、ツアー客とおぼしき方たちも乗られるようで、こうした人たちが増えてくれると、関空からヨーロッパに行く手が増えてくれるのですが、、、。今は、ちょっと冬の時代です。

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第13節 試合結果

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年11月25日(土)06時38分51秒
編集済
  オスマンル・スポル 2:0 ゲンチレル・ビルリーイ

ギョズテペ     2:0 アクヒサル・スポル
新マラテヤ・スポル 0:0 ベシクタシュ
ガラタサライ    2:0 アランヤ・スポル

シワス・スポル   1:2 トラブゾン・スポル
ブルサ・スポル   2:1 カラビュック・スポル
カスムパシャ    2:1 コンヤ・スポル
アンタルヤ・スポル 0:1 フェネルバフチェ

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サッカー情報

 投稿者:黄紺  投稿日:2017年11月22日(水)04時33分9秒
編集済
  >チャンピオンズリーグ試合結果
ベシクタシュ       1:1 ポルト(ポルトガル)

この結果、ベシクタシュは、グループ・リーグからの勝ち上がりを決めました。

>欧州リーグ 試合結果
コンヤ・スポル      1:1 オリンピック・マルセイユ(フランス)
ルドゴレス(ブルガリア) 1:2 バシャクシェヒル・スポル

>フェネルバフチェ関係
マテュー・ヴァルブエナとマウリシオ・イスラが、日曜日のアンタルヤ・スポル戦の出場の可能性が高まっているそうです。

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